昨日ポチっと押して頂いた沢山の方、有難う御座いました。m(._.)m
お蔭様でブログ村スワップ派のランキングで一気に30位辺りまで上昇してしまいました。
でもブログの順位なんて日本の政治家の選ばれ方と同じ位にあまり意味を成しません。
私のブログをブックマークなりRSS登録している奇特な方(失礼!)は、まさかしないと思いますが、ブログランキングサイトを目的意識もなく上の順位から見ていくなど時間の浪費は止めましょう。
良質な内容は順位に関係なく散在しています。
私のアドバイスは、良いと思ったブログは一旦全てRSS登録し、過去記事を読んだり、しばらく継続して読みます。時間は有限ですので、その中で自分で順位付けして有用でないと思えば外して新たなものに入れ替えていくことです。
特に投資ブログは多くの人が読むから読むというメンタリティーは、多くの人が買うから買うという敗北の条件に繋がりかねません。
さて、本題です。年末騒いでいた証券税制の変更は一体どうなったのでしょうね?
【今後の証券税制概要】
<2008年> 変更なし
<2009~10年>
上場株式・投資信託の譲渡所得が年間500万円までは税率10%、超過部分は税率20%。
配当所得は年間100万円までは税率10%、超過部分は税率20%
※2009年1月から譲渡所得と配当所得の損益通算の仕組みを導入。
<2011年から> 税率は一律20%に改定。(金融一体課税へ?)
[ 詳細は金融庁のHPで確認下さい]
FX投資家に羨ましがられる現物株式の優遇税率10%もいよいよ本則の20%に徐々に戻されるようです。(それでもFXに比べれば・・)
段階的に20%へ持ち上げられるので、節税策を考えて見ましょう。
<2008年>
今年はフルに10%が適用される最後の年となるので(また変わるかも?)、11~12月にタイミングを見計らい全て売って利益を吐き出す。
ついでにポートフォリオの見直しをして買い戻します。
(この段階で3年間合計で利益500万円に明らかに達しない場合は2010年まで引っ張るのも良い)
<2009/2010年>
2009年は税率10%が適用される利益500万円まで吐き出す。
2010年も同様だが、含み損がある株は2011年1月まで引っ張って決済する(勿論そのままホールドも可)。
こうすれば、2011年の税率20%が適用される利益と相殺できる。
こんな節税を考える程、順調に利益が出ればいいのですけど。
今回の税制改正が議論される過程で株式の保有は富裕層が多いから年間500万円の上限が出来たようですが、富裕層でなくても、市場の暴落を防ぎ感謝されるべき長期投資家が何年何十年と累積した含み益にも増税することを認識しているのでしょうか?
ただでさえ、外国人の草刈場と化している日本の株式市場から優良投資家を追い出す愚策ですよ。
感情論だけで決めずに、複雑な暫定措置が日本株上昇の足枷になり結局税収減になるのではとシミュレーションをしてみたら?
どうせ複雑なんだから、何故5年以上保持した株式には優遇税制を適用するなどの措置が取れないのか不思議。
今回の改正は将来の金融一体課税の布石と言われていますが、3年後でも非取引所FXが組み入れられて分離課税20%となるかは個人的には懐疑的です。
銀行の利子と株式の損失を相殺できて喜ぶ人は少ないと思いますが、せめて「くりっく365」は含めて頂けるようお願いしまよ、頭脳明晰な永田町と霞ヶ関の関係者様!
コメント
こんばんは。先日はExcel解説、ありがとうございました。
今日の税制の話もためになりました。今回の税制見直しは、私はてっきり「株は売らずに長期で持ってね」という意味なのだと安直に思っていました(^^ゞアホデスナー
優遇税制も何度も延長されたので、またコロコロ変わるのではないかと思いますけどね。
賛否両論あると思いますが、金融所得一体課税までの過渡期ではあると思います。
判る人を加えて議論を進めて欲しいですね。