1月は中旬頃まで強気相場が続き、思わぬお年玉に喜んだものの、終わってみればお年玉がないどころか大きなマイナスでガッカリな方も多いと思います。(ハイ、私のことです。)
年明けに中国株の評価益がリーマンショック前以来のプラス転換したことを書きましたが、やっぱり一瞬の出来事でまた水面下に深く潜り始めました!?
1月の最終営業日だった先週金曜日のNYダウは、米4QGDPの大幅好転を好感したものの、結局0.5%下げ10,067で引けて辛うじて1万の大台は守りました。
同じ日にインドが預金準備率の0.75%引き上げを発表しましたが、インド株は直後売られたものの切り替えして引けました。
ブラジル株もボベスパ指数が1月に7万を付けた後から激しく売られましたが、先週は6万5千辺りから下げ渋り、粘りを見せているので、そろそろ下げ止まりかという気もします・・。
でも、中国株は今週もスタートから軟調ですね。
1月のPMI(中国の製造業景気指数)が前月比悪化した影響のようです。
2月に入っても、市場を覆う2つの大きな不透明要因が消えた訳ではありません。
●米政府の金融規制強化案の内容や時期の具体化
●中国の更なる金融引き締め策(&インドも続いたように新興国全体に拡がるとの懸念)
他にも欧州のソブリンリスク(&日本は!?)も意識されているので、楽観に傾くとも予想しにくいですね。
でも、そろそろ、どれもこれもネタ切れではないかとも思います・・。
(勿論、今後の長期的な懸念材料として残るものもありますけど・・。)
世界の景気は全体として平均的には回復に向かっていることに変わりはないと思います!
(あくまで、「全体として平均的には」です。)
心理的には、NYダウが1万の大台を割る割らないも大きいかなと思いますが、0.7%の下落で割れますから今夜にも起こりえますね。
米国株が上がらなくても個人的には困りませんが、世界のために頑張れNYダウ!
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
強気から弱気へと180度転換した1月!リスク回避は2月も続くのか?当面NYダウ1万の大台死守に注目!?
