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  • 2010年の人の行く裏に道あった花の山!?パラジウムと商品先物と怪しい商品ETFに進入したら? | 経済的自由の実践投資備忘録

    2010年の人の行く裏に道あった花の山!?パラジウムと商品先物と怪しい商品ETFに進入したら?

    2010年も残り僅かとなりましたね。
     
    「人の行く裏に道あり花の山」と言いますが、付和雷同で他人と違うことをするのを極端に恐れるメンタリティでは花の山には辿り着けない・・。
    日本人が投資に向かないと言われる理由の一つだと思います。
     
    私が今年一番パフォーマンスの良かった投資(投機)対象も、人の行く裏を勇気を持って思いっきり進まなければ果実は得られなかったと思います。
     
    その投資対象は・・・、パラジウム!
     
    パラジウムを買いだと判断した理由に特別なことはなく、ネットにも情報はありふれているので省きますが、金(ゴールド)には多くの人がたかっていて乗るにはツマラナイと思った天邪鬼精神も理由の1つです。
    (もう少し正確に言えば、銀・プラチナ・パラジウムは金にも連れ高して金以上に上昇する可能性が高いと・・。勿論リスクも高い!)
     
    今年の初め頃にパラジウムに投資しようと思っても、その手段は限られていました。
     


    国内商品先物、(一部の証券会社でしか買えない)ETFSが東証に上場した商品ETF、(一部業者の)CFDの3種類しかありませんでした。
    どれも一長一短あるのですが、商品先物とETFSの商品ETFを選択しました。
     
    パラジウムに投資するために、落ち目の国内商品先物を今年始めました。
    ETF一本にしなかった理由は、調べていく内に商品先物はETFを含む株式を割と手軽に証拠金に充当できることを知り、資金効率を高められると思ったからです。
     
    国内商品先物は参加者が減って流動性が云々と懸念されますが、国際価格と大きく乖離する訳ではないし、売買したい時に取引できない程板が薄い訳でもないので、数ヶ月以上持つつもりのポジションには影響ないと判断しました。
    限月があるので今月決済しましたが、結果右肩上がりだったので証拠金に現金10万円だけ(+ETFで証拠金充当)で、銀とパラジウムがその(現金に対して!)何倍かの利益を産んでくれました。
    (来年は商品先物のSPAN証拠金制度導入により、代用有価証券の利用価値はかなり低下するのでご注意を。)
     
    また、ETFSの商品ETFは今年の3月まで非課税扱いで4月から総合課税扱いに変わりましたが年間の譲渡益50万円までなら非課税です。(金の現物と同じ扱い。)
    そこで、私は1月に買った銀・プラチナ・パラジウムを3月末で一度決済して利益を出して(非課税!)、4月に買い直して現時点で年間非課税枠を越える利益が出ているので実現益50万円以内で売って(非課税!)、それを越える部分は年明けに売るつもりです(非課税!)。
     
    外資の変わったETFなので、一般口座扱いで、税制も特別で、パラジウムなど取引が一日で1つも成立しない日がありました。
    世間ではこんなに流動性がないなら怖くて買えないとの意見が大勢ですが、私は自分の目で見て、国内上場ETFでこんなに流動性が高くて基準価額にきっちり連動しているETFは他にないと思います。
     
    常識や他人の意見は疑って自分で確かめるのが重要だと思います。
     
    別に自慢がしたいのではなく、パラジウムや銀が当たったのはバブルとも言われる貴金属の上昇によるもので、たまたまです。(他には今年自慢できる成功談もないし!?)
     
    でも、“パラジウムも怖い!商品先物も怖い!外資の怪しげな商品ETFなんてもっと怖い!”とツマラナイ常識に捉われ過ぎた人では花の山に辿り着ける訳がないのです!
    (かつ、こういう層の中に儲かった話を聞いて皆が群がれば村八分の強迫観念に駆られるのか!?、目が眩んでパラジウムが何なのかも調べずに何も考えず乗っかる人が居る訳です!)
     
    石橋を叩いて渡ることは重要ですが、叩きもせずに他人の意見や専門家と称する人達の常識に流されるのは間違いでしょう。
    (叩いても渡らない人にはポリシーを感じるが、叩きもせずに渡らないのが許されるのは幼稚園まで!?そういう人が叩きもせずに渡る恐ろしい人に豹変するんだって!)
     
    だって、皆がパラジウムで儲けたなんて言ったら怖くて買えないし、もう終わりだと売りたくなるのが本当でしょう。(逆の発想をする間違った日本的メンタリティと決別せよ!)
     
    また、他人の意見をベースにしていたら、今年初めに訳のわからないパラジウムなんて買えないですよ。
    (でも、その時でも小さな声はある。ジム・ロジャーズが金よりも銀と言ったのは今のところ当たっているし流石。)
     
    知らないことを知る努力が怖さを和らげるし、銀やパラジウム価格の行方はわからなくても、怪しげなETFの税制や流動性を自分で確かめることは誰にでも出来ることです。
     
    まあ、ただ単に人の行く裏を行けば花の山に辿り着ける訳ではなく、天邪鬼だけでは辿り着いたら底なし沼だったりするのが難しいところですね!?
     
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    コメント

    1. miyaken より:

      ETFSのETFは出来高は少ないですが、マーケットメイカーは狭いスプレッドで厚い板をつくっています。
      私のホームページでも公開していますが、他社のETFと比べると、NAV連動性とスプレッドの狭さは優秀です。

    2. 太助 より:

      miyaken様、コメントありがとうございます。
       仰る通りだと思います。
      さすがは世界トップの商品ETF運用会社だと思います。(色々な意味でもったいない!)
       貴殿のホームページは、実は私のブックマークに既に入っており、情報は活用させて頂いています。
      そういう方からコメントを頂き、(通りすがりかも知れませんが)私のブログを読んで頂いていることを嬉しく思います。
       現状の日本のETFは主体的に情報を入手する人でないと活用が難しいと思うので、オリジナルで貴重な情報を発信されている貴殿のホームページは秀逸だと思います。
       今後とも情報の更新・拡充頑張って下さい・・、というより宜しくお願いします。(笑)

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