【良いスタートだが早くも雇用統計!】
今年の後半戦がスタートしましたが、昨日はダウも上昇して終えて一先ず幸先の良いスタートとなりました。
色々な解説がされていますが、
●米中欧の製造業指数が予想を上回ったことで世界の景気回復期待
●6月の米自動車販売台数縮小幅が前月より改善
●ADP雇用報告が予想以上の悪化だったが、昨年10月以来の小幅減少
●四半期初で新規資金の流入による上昇、などなど。
経済指標が全て改善を示した訳ではないが、製造業指数好感と新規資金流入で良くない指標が覆い隠されたと私は解釈しました。
6月ADP雇用報告は予想39.3万人減に対して、結果47.3万人減で期待外れです。
6月自動車販売も下げ止まりは示しているものの、対前年同月比は30.6%減で年率1000万台に達しないレベルです。
結局ダウも朝方8,580まで上昇した後、ダラダラと下げて8,504(0.68%上昇)で引けました。
完全に今夜21:30の雇用統計に備えて様子見です。
失業率予想平均値は9.6%ですが、10%目前です。
失業率の底打ち・改善は景気回復の最終確認ですから待っていては遅いのですが、今後どこまで悪化するかはわからない状況だと思いますし、悪化すれば景気回復の足を引っ張ることになります。
【SAXOバンクが日本で直接FXサービスを提供!】
おっと、これはビッグニュースかと思いましたが、・・そうでもありません。
SAXO本体が旧アストマックスの株式を取得していたので、おそらく直接日本で提供するということは以前書きましたが、その通りの展開になりました。(↓参考過去記事)
その時にも指摘しましたが、金融庁のレバ規制の影響で止めてしまうのではないかとの懸念は杞憂で終わりました。
もともとSAXOのレバ設定は高くないのであまり影響がないと判断したのかも知れません。
しかしながら、提供条件を見ると決して本家だから良いという訳ではなく、どちらかと言うとSAXO系業者に劣る条件設定をしているようです。(↓サクソバンクFXのHP)
http://www.saxobank.co.jp/
多分良い条件を設定してしまえば他の業者から客を奪うことになり、黒子サクソの意味がなくなってしまうからでしょう。
最近SAXO系業者の撤退も多く、その受け皿として、また全部撤退しても(?)日本の顧客がサービスを受けられるようにとの意図があるのかも知れません。
今SAXO系業者を使っている方は乗り換える必要・メリットはないと思いますが、撤退しても最後は本体が残っているとの安心感は出来ましたね。(外資はわかりませんけどね・・)
条件が多少劣っても、SAXOのフルサービス(オプション・フォワード・CFD等)を提供してくれれば使う価値はあると思いますが、今の所アストマックスのサービスを復活させたような印象です。
(金は取引できるようですが、KakakuFXも扱っていますし。)
本家のサクソバンクFXとホワイトレーベルのSAXO系業者の動向は少し注意をしておいた方が良いかも知れません。
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]