ガンバレ日経平均!8日続落を阻止して円高に負けるな!日本経済の活路は内需拡大ではなく新興国への外需拡大!

ダウが二日続けて上昇するのは1カ月ぶりだそうです。(2日ともに微増ですけど)
一方、日経は昨日まで7日続落(9カ月ぶり)となっており、本日も前場終了時ではマイナス圏なので8日続落なるかが注目されます(!?)。
 
円高が進むとどうにもなりませんね。
 
NYダウとドル円レートに強く連動し、中国株の様子を見つつ、ミラー相場のように主体性なく引き摺られている日経平均・・。
 
でも、これが日本経済の実態だと思います。
 
内需拡大が望めない以上は諸外国の景気(内需)に他力本願なので、給付金をばら撒いて高速道路を千円にして誰かさんが言うように世界一早く景気回復をするなんてちゃんちゃらオカシイ。
 
リーマンショックの頃や円高が80円台まで進んだ時に、外需依存だからショックが大きいので日本は内需拡大を図るべきだとの意見が席巻しました。
 
さて、日本は内需拡大に舵を切ったのでしょうか?
いつもながら口先で言っているだけでアクションなんて取りません。
 
また、ドル円が90円を割ったら内需拡大と声高に騒ぐのかも知れません。
そして、円安に振れれば何事もなかったかのように忘れる・・の繰り返し。
 
内需拡大を図る(というより縮小を食い止める)努力は大事ですし、その意見を否定するつもりはないのですが、外需縮小を日本の内需拡大で補い為替リスクも減らせるかのような意見は荒唐無稽に思えます。
 
以前も書きましたが、外需縮小は外需拡大で補うことが日本の生きる道だと思います。
 


先進国向け輸出減少が懸念され新興国向け輸出が望めるなら、そのように舵を切るしかないと思います。
 
為替リスクは過去10年平均のレートを使う等で円高円安を均すような仕組みが出来ないですかね?(素人考えですが)
 
高齢化し制度疲労を起こしているのに変えられない・変わらない1億人の社会で内需拡大を図るよりも、中国・インドで合わせて約25億人!の成長する社会の内需に食い込むことを考えた方が遥かに容易で効果があると思うのですが・・。
 
上手く食い込めば、日本の内需縮小なんて補って余りある、つまり日本経済も成長を続けられる可能性があると思います。
 
中国が好きとか嫌いとか、政治経済体制が先進国とは異なるとか、日本のGDPを追い越すのが来年か再来年かとか、そんなことは関係ないのです!
 
日本は上手く付き合って、Win-Winで経済的な利益を得ることを第一に考えるべきなのです。
 
しかし、日本の高齢リーダー層の中国に対する先入観・偏見(当たっていないとは言いません)と先見性のなさが大きな邪魔をしていると感じます。
(彼らにそれがあれば、20年も日本は低迷していない筈ですけど・・。)
 
日本で売れる品質の高い安くない製品は欧米にそのまま売れても、新興国で売れるのは富裕層に限られます。
 
例えば、私が初期の頃に買った液晶デジタルテレビのリモコンにはボタンが50個はあります!
押したこともないし意味がわからないボタンが沢山あります。
50のボタンが付いた縦長のリモコンは肩たたきにも使えそうな程です!?
こんなの喜んで買うのは日本人だけです。(私も含んでいます)
 
日本のメーカーも高機能が腕の見せ所だと考えているでしょうが、滅多に使わない機能を排して価格を抑えるという発想は欠けているようです。
 
典型的なのがカーナビで、土日のレジャーだけに使う人が年に何時間お世話になるのかと思いますが、20万円以上の高機能が飛ぶように売れます。
DVD機能付きって車で何回見ました?(大きなお世話だ!)
 
使わなくても高機能大好きの日本でも、今は安い外国製のカーナビが浸透してきているし、経済力と共に価値観にも変化が見られるのかも知れません。
(目的地までの経路と今どこ走っていればわかれば充分じゃん!)
 
日本の自動車メーカーがインドのタタと価格競争して、20万円で車を造るのは難しいでしょう。
 
しかし、日本の製品の品質は今でも世界一ですし、品質と価格のバランスも優れています。
 
機能を抑えた低価格製品が現地メーカーより多少高くても、「Made in Japan」の信頼はまだまだ健在だと思います。
 
変わっていく世界の中では、強みは失わずに日本も変化を続けて、日本が生き残る道を徹底的に考え行動することが重要だと思います。
 
あれ、短期的な日経平均の話を書くつもりが、やっぱりこんな話になってしまいました!?
 
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