昨夜のダウは0.29%減の9070で引けて、9000台はまだ維持しています。
この4日間9000から9100の狭い範囲で揉み合いですね。
昨日5%急落した上海株は銀行の貸出抑制策が取られるのではないかと懸念されたことが理由ですが、その後の欧州株は引き摺らずに軒並み上昇しました。
また、不思議なのは昨日ドル円も若干上昇していることです。
強弱マチマチなのでわかりにくい相場なのですが、為替相場ではドルストレートでは軒並みドル買いに動いてユーロも豪ドルも下落しています。
しかし、クロス円だけ見るとドル円の上昇に助けられて下げ渋っているように見えます。
原油先物も上海株下落と米指標での原油在庫増加を嫌気して6%近く急落しました。
これがユーロ下落の理由でもあるのですが、その割には豪ドルの下落が小さいかなと・・。(願望かな?)
原油下落の理由は表向きは上記の通りですが、米WSJが「米商品先物取引委員会(CFTC)は来月、原油相場の乱高下は投機筋によるところが大きい、とするリポートを公表する計画」(ロイター)と28日に伝えました。
先物取引の持ち高制限に関する公聴会も開かれる予定で、今のうちに投機筋が手仕舞いしている可能性も高いです。(今月初旬もありましたね!)
中国の貸出抑制も公式に否定コメントが出たにも関わらず、上海株も今のところ1%程度下げて軟調なようです。
バブっているので下がる理由は単に「下がる」からになりかねません!?
さあ、崩れるのか崩れないのか?
ダウが軟調でも引け間際にプラマイ0付近に戻すところを見ると、買い圧力の強さも示していると思いますが、どちらへ向かうのでしょうか?
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
なんとなく軟調!?上海株と原油から崩れる可能性はあるか?でもダウは引け間際にしぶとい!
