日本の7月の失業率が過去最悪の5.7%と発表されました。
有効求人倍率も3カ月連続で過去最低を更新して0.42倍まで下がりました。
日経の1万円越えは自民の景気対策効果だと訴えた麻生さんに引導を渡したのか?
(投資家は中国の景気対策効果だろと既にツッコミを入れていましたが・・)
あれ、日経平均は大丈夫だろうか?
おっと、プラスで引けて10,500円台をキープしている!
遅行指標とはいえ過去最悪の失業率で、政権交代の可能性も高い重大な総選挙の直前でっせ、旦那!
しかも、上海ジェットコースターは今日も今の所3%近く下降してまっせ!
買い上がった理由を小一時間問い詰めたい!(誰に?)
民主政権織り込み済のご祝儀買いですか?
いや、日本株にとっては自国の重大な総選挙よりも昨日ニューヨークが上げたことの方が遥かに大事だからではないでしょうか?
インドじゃ総選挙結果は1日で17%も株価上昇するほど重要なことでっせ!
世界二位の経済大国は政権交代ごときではビクともしない程磐石ってか?(いや、既にビクビクっす。)
さて、そんな日本株にとって何より重要なNYダウですが、なんと8営業日連続で上昇を続けています。
えっ、そんなに好調だったかという印象を持ちませんか?
上げ下げの確率を丁半50%と仮定すると、今夜も上げて9営業日続伸となる可能性は何%でしょうか?
答えはたったの0.2%です!
500回に1度しか起こらない確率です。
(現実には上昇の確率の方が高く丁半ではないはずですが)
こう言われると、今夜は下げる方に掛けてみたくなりませんか?(たったの0.2%の確率だから!)
でも、今夜下げる確率は50%です!
既に8回連続の0.4%の確率は起きているので、統計的に今夜の下げの確率が高くなる訳ではない、人間心理のバイアスだ!・・、というようなことを何かで読んだ記憶があります。
そんな話は置いておいて、NYダウが堅調な割には相場全体に楽観ムードは漂っていないと思いませんか?
その理由は2つあると思います。
<理由1:指標好結果の割には上昇が小さい>
確かに上昇はしていますが、米経済指標は最近軒並み好結果になっていると思います。
その割には上昇が小さいと思われます。
為替相場では利益確定の理由にされ、好結果の後に上げて反落していくケースが多いように思います。
<理由2:米国と中国の形勢逆転?>
NYダウは好調だが、ご存知の通り上海株は大軟調です。
この上海株軟調がアジア株を中心に世界に波及し、為替相場にも下方バイアスをもたらしています。
中国の影響の大きさを示していると思いますが、米国までこけていたら相場全体大きなリスク回避の動きになっていたことでしょう。(なるかも知れませんけど?)
米国がモタモタしていた時に中国が相場を牽引して、中国がもたついてきたら今度は米国が支えているという状況は、相場の主役すら中国が演じていたことを示すようでもあり、ようやく主役が戻ってきたと思わせるようでもあり・・。
勿論、私は米国が相場のけん引役になるとは考えていないので一時的だと思っています。
やっぱり中国だろうと思いますが、中国の調整はいつまで続くでしょうか・・?
さて、週末、総選挙、月末、9月を迎えますね。
今年の夏枯れ相場は大したことなかったね、で終わるのでしょうか?
そして、日本のChange!ポッポッポとなるのでしょか?
Let’s Go! 総選挙!
勿論私も行きますよ!
行かないとブログで言いたい放題の資格がなくなっちゃいますからね。
国民の総意は決まっているかのように伝えられていますが、個人の意思表示は個人で示せば良いだけです。
組織票だの、目上の人や親類・知人に頼まれたなんて関係ありません。
名前書かないんだから、ハイハイ言って自分の頭と心で投票すれば良いだけです。
それが民主主義です!
それを日本がヨチヨチ歩きでもようやく始める選挙でもあると思います。
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