ドル高円高は一時的?ギリシャ問題前進も人民元切り上げの憶測で豪ドルも軟調?

ギリシャ支援策はある程度好感されて、週明けにユーロドルは窓明けの上昇を見せましたが、PIIGS問題は簡単に解決しないと冷静さを取り戻したのか、英国の選挙と財政規律の難しさが意識されてユーロの頭も抑えたのか、簡単に上値を追う状況でもなさそうです。
 
今日はドル買い円買いが進み、特に豪ドル円は85円台まで大きく反落しています。
(ドル円はドル買いではなく円買いで92円台ですけど。)
 
昨夜のダウは一応プラス圏で引けましたが、今日のアジア株式市場は軒並み軟調のようです。
 
オバマ vs 胡錦濤の米中首脳会談が意識されているのでしょうか?
 
人民元の切り上げは、アジア各国の相対的価格競争力アップで輸出力アップで株価上昇とも連想されると思うのですが、円と同様に人民元に自国通貨が連れ高で株価下落なのでしょうか?
(あるいは、人民元切り上げ=中国株下落が意識され、アジア株が連れ安)
 
豪ドルは昨日の住宅ローン承認件数が芳しくなく、要人発言から追加利上げも遠いのではと意識されたようですが、人民元切り上げ動向やアジア株の軟調にも連れ安となっているようです。
 
米中会談でサプライズは出てこないでしょうし、相場全体が軟調になるタイミングでもないと思いますが、ギリシャ問題も前進したタイミングで投機筋が手仕舞い売りをしているのでしょうか?
 
金と原油も下がってくれば、負の連鎖で株安も招いて相場全体が更に下押しするかも知れませんね?
 
下げる理由もあまりないけど、NYダウや日経平均が更に上値を伸ばしていく理由もあまりないかな~と?
 
投機筋の玉が膨らみ利益が乗ったら、好材料にあまり反応せず、悪材料に過剰反応するタイミングであってもおかしくはないと思いますけど、さて?
 
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