底が24日のソコじゃないならドコよと言いながら決定戦は来週のFOMCへ持ち越しか!?

週明けの日経平均は8月24日と25日に付けた安値17,700円台を下回る17,600円台で寄り付いて始まりました。
多くの専門家から24日にどうやら底を付けたという声が聞かれましたが、あざ笑うかのように日経平均は2週間後に割り込んで来ました。
 
金曜日の雇用統計も良いのか悪いのか玉虫色の内容でしたが、NYダウは1.66%下落の16,102で引けました。
しかしながら、8月24日の場中安値15,370、25日終値15,666の底値(?)からはまだ余裕があります。
独DAX・英FTSEも同様に底割れには至っておらず、日経平均だけが真っ先に大暴落の底値をヘナヘナと割り込んで・・と言うには若干フェアではありません!?
 
底値を割り込んだのは日本時間帯の現物市場であり、8月24日の大暴落時には日経平均先物が17,100円台を一瞬付けています。
この時はドル116円台まで円高に振れて一瞬の出来事でしたが、今回はじわじわとゆっくり底値を割っているし、ドル119円台の割には日経ヘナヘナという印象はあります。
 
市場が低空飛行を続けている内に、(そうさせた大きな理由の1つではあるが)来週には米FOMCが迫って来ました。
こうなると利上げの可能性がある以上は、多少の好材料でも売り方の買い戻しが起こるだけで大幅上昇とはならず、FOMCの結果を見るまで様子見気分となりそうですね。
9月利上げはないとの予想が多いようですが、あり予想もゼロではなく故にNYダウも下げている訳ですが、実際に実施されれば織り込み不足で更に下押しとなるのでしょうか?
 
大底がソコじゃないなら一体ドコよと言いながら、決戦は来週のFOMCまで持ち越しとなるのでしょうか?
「底を確認してから買え」「どうやら24日がセリクラで底を打った」と親切な(?)専門家の意見を聞いていたら、自分の財布の底が抜けてしまいます!?
 
ソコソコあてになる底アドバイスを天才相場師ならぬソコらの凡庸なる月給取り専門家の皆様にはお願いしたい!?
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