2016年05月23日

微妙なセルインメイ?6月には米FOMCと英EU離脱投票が控える!

日経はゴールデンウィークにドカンと下げて、その後は横這い、どちらかと言うと月中は上げ気味で推移しています。
しかしながら、NYダウは3週連続で下げて先週も小幅の反発に留まり弱い。
ダウは4月の下旬に18000を超えた所が天井となって以降ダラダラと下げて今はピタリ17500ですね。
日米ともにセルインメイっちゃあセルインメイですわ。(何とでも言える!)

さて、セルインメイが元来意味するはずの6月以降に相場軟調のアノマリーに立ち返りましょう。
6月14−15日にFOMCがありますが、利上げの可能性が意識されています。
今月のダウ軟調もこの影響が大きそうです。

更には、6月23日に英国でEU離脱を問う国民投票が予定されています。
市場に大きな影響を与えかねない2大イベントですが、共に行方は不透明です。
特に英国のEU離脱は世論調査で若干残留が優勢ですが僅差で予断を許しません。

イエレンの腹の内は読めたとしても、英国民の多数決は読めません!?
常識では残留だろと決めつけて楽観したくなりますが、ヒトは感情的生き物だから理性的な判断をするとは限りません。

米国でもトランプ大統領の可能性を否定し切れなくなっているのだから、フィリピンのトランプと呼ばれた候補も圧勝したし、世界的な右傾化の傾向を無視すべきではないでしょう。
もう少し長い目で見れば、下半期の米大統領選も相場の波乱要因となり兼ねないのですが、取り敢えず6月の米利上げと英EU離脱のリスク意識と回避ですね。

セルインメイ本来の意味は、だから5月に売って相場休んで9月に戻って買い戻せ、ですからね。
今年はその後にトランプ旋風の米大統領選ですけどね!?
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posted by 韋駄天太助 at 12:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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