日本でARK社の米国ETFを買えないならeMAXIS Neo買えばええやん(他人事)!?

米国ではキャシー・ウッド女史が率いるアーク・インベストメント・マネジメントのETFが人気で資金流入が続きハイテク中心のバブル化に貢献して来たのかも知れませんが、先週の軟調相場では記録的な資金流出に見舞われたそうです。
見舞われたというより、自らが相場の波乱要因になりかねない規模になって来たのでしょう。
 
主力はテーマ型のアクティブ運用ETFですね。
メインがARKK(ARK Innovation ETF)でテーマは「イノベーション」。
組み入れ1位がテスラで10%近くを占めています。
 
この他にも「自動運転・ロボティクス」「次世代インターネット」「ゲノム」「フィンテック」と時代を先取りしたテーマ型を揃えています。
とにかくテスラが大好きで「自動運転」は勿論ですが「次世代インターネット」でも組み入れ1位がテスラです!?(理屈はわかるけど)
 
これらの大人気米国ETFを日本の証券会社では買えないことを惜しむ声もありますが、経費率は0.75%以上掛かります。
確かに日本でこれらをアクティブファンドで出したら年間信託報酬2%前後でも人気を集めそうだし、ファンドマネージャーが分析して銘柄選択しているので経費率0.75%は高コストと言えないかも知れませんね。
 
でも、この経費率が許容範囲なら日本の投資信託でもARKに負けてないシリーズがあるかも!?
そうだ!我々にはジャパニーズeMAXISがあるじゃないか!Slimじゃねえよ!
「eMAXIS Neo」シリーズですよ!
 
AIによる銘柄自動選択のS&P Kensho指数に連動する「インデックス」ファンドシリーズで2019年から運用しています。
シリーズのラインナップは9本で「宇宙開発」「ロボット」「遺伝子工学」「バーチャルリアリティ」「ナノテクノロジー」「ドローン」「自動運転」「フィンテック」「ウェアラブル」です。
ARKのテーマに似ているというよりもっと多彩豊富で凌駕していますね。
 
Neoはアクティブ運用のARKとは異なり「立派な」インデックスファンドなのでコストも抑えられて信託報酬0.79%(税込)です。
インデックスとしては高めですが、同テーマのアクティブ型米国ETFの経費率とは同レベルです。
 
ARKのETF運用残高は2020年の1年間で10倍以上(32億ドル→350億ドル)に増えたそうですが、1ドル100円換算だと3兆5千億円程度でしょうか!?
一方、eMAIXS Neoシリーズは2020年末で資産残高200億円を突破しました!
が、資産規模はARKの1%以下ですね。
 
ARKのETFを買う人はキャシー女史を中心とした銘柄選定(と言ってもテスラ・Tesla・てすら)や運用力を評価しているのかも知れませんが、これらのテーマを買いたいだけなら人を使わずAI使いコストを抑えたインデックス運用のeMAXIS Neoでもいいんじゃないですかね?
私が然程eMAXIS Neoに関心ある訳ではないのですが、日本でARKを買えないと嘆かなくても類似商品は同程度のコストで買えますよと他人事で思った次第です!?
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