三菱UFJ国際投信の
「MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(為替ヘッジあり)(2630)」、
「MAXISナスダック100上場投信(2631)」、
「MAXISナスダック100上場投信(為替ヘッジあり)(2632)」
が2月25日に東証に上場しました。
為替ヘッジありのS&P500連動は既に上場している為替ヘッジなし版(2558)と同信託報酬で年率0.0858%(税抜 年率0.078%)です。
新設のNASDAQ100連動はなんと信託報酬年率0.22%(税抜 年率0.20%)で国内最安となります。
投信版のeMAXIS NASDAQ100インデックスは1月29日に設定されていたので、投信で設定してから同一対象のETFに移植して東証上場させるという三菱UFJ国際投信の方針が明確になったようにも思います。
S&P500もオールカントリーもSlimシリーズからの移植であり東証ETFでも本家米国ETFにも負けてない低コストになった訳ですが、今回のNASDAQ100はFatもとい本家eMAXISシリーズに加えられて信託報酬も税込0.44%と目を引くものではありませんでした。
ところが、MAXISのETFではあの本家有名米国ETFのQQQ経費率0.20%と税抜信託報酬では並ぶ超低コストの設定となりました。
(そこで並んだから何なのかって話はありますが、本家に大きく引けを取らない低コストになりそうなことは確か。)
大手ネット証券では国内ETFなら取引手数料無料でかつ貸株サービスで0.1%の金利が付くことが多いので、本家QQQと東証MAXIS(2631)はどちらがトータルで低コストとなるのか興味深いですね。
(楽天証券では現状で2631と2632に貸株金利0.4%設定なので信託報酬を賄って0.2%近いお釣りが来る水準ですが、新規設定のサービスで長くは続かず金利0.1%に落ち着くでしょう。)
MAIXSは東証のSlimシリーズ版とも言える低コストETFを揃えて来ています。
しっかりした運用をやってくれれば、貸株金利付きの取引コストゼロ円で国内の証券取引所でS&P500とオールカントリーを年間報酬約0.09%、NASDAQ100を約0.2%でホールドできるのだから米国ETFなんて高コストで無駄だ!
と多くの本邦投資家に思わせて欲しいものです。
外国税額の二重課税調整制度があることも国内ETFには有利です。
今後もMAXISシリーズの低廉なラインナップ拡充と東証ETFの海外ETFに負けない盛り上がりに期待します!
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MAXISナスダック100上場投信は信託報酬税抜0.2%で東証版QQQとなれるか?
