待望のインド株投資最低コストとなる「iFree NEXTインド株インデックス」が登場!?

大和アセットマネジメントが「iFree NEXTインド株インデックス」を3月13日に設定しました!
自称「待望のインド株の低コストインデックスファンド」が登場して、その信託報酬はなんと年率0.781%です!?
えっ高いやん?と思った人はインド株投資のことを何もわかってない!日本では圧倒的に安い!最安値です!
 
これまでの低コストインド株インデックス投資商品には以下の2本が挙げられます。
 
1つ目はETFで野村アセットの「NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信」(1678)ですが、信託報酬1.045%です。
2009年11月の上場以来10年以上の運用実績を誇りますが当初はこれでも圧倒的な低コストでした。
10年経った今でもこれを下回る低コストファンドがほとんど存在しないのが日本におけるインド投資の現実。
 
2つ目は昨年登場したアクティブ投信で「イーストスプリング・インド・コア株式ファンド」(愛称:+αインド)ですが、信託報酬0.99%程度です。
但し、このファンドはインデックス連動ではなく業種も消費関連とインフラ関連に均等配分で投資するという特徴を持ちます。
 
(この2本とは別にピクテのアクティブ投信「iTrustインド株式」が3月16日に信託報酬を1.4998%程度から0.9828%程度に引き下げました。
時期的に大和の新インデックス投入を意識しつつ追随は無理なので+αインドを若干下回る水準に設定したと思いますが選択肢に入って来ますね。競争が刺激された訳で良いことですね。)
 
ここに3つ目の最低コスト「iFree NEXTインド株インデックス」が登場した訳ですが、実は連動対象インデックスが野村ETF(1678)と同じNifty50指数です!
つまり、同じ指数に連動しながら信託報酬は投信(0.781%)がETF(1.045%)を大きく下回りました!
野村は投信より高くなったインドETFの値下げが必要な状況ではないかと思われますが、BRICs(Rは消えたけど!?)各国を統一で1.045%に設定しているのでインドだけ下げられますかね?どう出ますか?
 
「iFree NEXTインド株インデックス」は海外ETFと比較しても低コストは引けを取りません!
日本の大手ネット証券にて買付手数料無料で買えることが多い米国ETF「ウィズダムツリー インド株収益ファンド」(EPI)の経費率が0.85%です。
香港市場の「iシェアーズS&P BSEセンセックス・インディア・インデックスETF」(2036)の経費率が0.64%ですが、これが日本からインド投資できる最安コストではないでしょうか?
しかしながら、インドETFを買うためだけに為替手数料も高い香港ドルで香港市場にて取引するのは少し敷居が高いと思います。
 
これらを考慮すると、円貨で取引できて売買手数料も掛からないジャパニーズ投信「iFree NEXTインド株インデックス」の信託報酬0.781%が実質的に日本最安値と言ってよく、多くの人はこのファンドで充分だと思います!
 
「iFree NEXTインド株インデックス」は設定後間もないのに(間もないからこそ)楽天証券の積立設定件数ランキングでは16位となっているように期待を集めているようです。
 
インドへのインデックス投資も今後更なる新規参入で更なるコスト競争が起こることを期待すると共に、インドのみならず先進国か新興国かに関わらず単体個別国のインデックス投信(ETF)が更に増えてコスト低廉化が進むことも期待します!
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