「稲妻の輝く瞬間」を逃さないとは?

昨日の記事で書いた「稲妻の輝く瞬間」はチャールズ・エリスの言葉であり主張です。

氏は効率的市場論に立脚し、個人投資家にパッシブ(インデックス)運用による長期投資を推奨する。


私はインデックス運用肯定・効率的市場論否定の立場です。
基本的に自分でアクティブ運用するのが好きですが、インデックス運用には学ぶべきことが沢山あると考えています。

(好き嫌いと運用結果は一致しません。)


私は
FXスワップ派の方に株式長期投資の名著を読むことをお勧めします。
そこには、長い歴史の中で磨かれた原則があるからです。
(スワップ運用は歴史の中で検証されていない。)
 


さて、氏の言った「稲妻の輝く瞬間」とはどのような意味でしょう?


氏は個人投資家がバイ・アンド・ホールドで超長期投資すべき理由としてこの言葉を挙げています。

統計データに基づき、過去72年間のうち、値上がり大のベストのたった5日を逃しただけでリターンは半減すると指摘している。
従い、投資家は「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合わせなければならないと主張する。

衝撃の事実である。

ここで最悪の5日を逃れた場合はと考えたくなるが、誰にもそのような神業はできないから個人は愚直に長期投資すべきとの戒めである。
何故なら株式市場は基本右肩上がりだから。

従って、私が昨日引用した言葉とは重みが全く異なる。(出たり入ったりスミマセン)

今の相場環境では「稲妻の輝く瞬間」が発生しやすいと考えている(逆もまた然り)。
いや、既に起こっている。NYダウは史上4番目の上げ幅を記録したし、中国・インドは10%近い上げを演じている(逆もまた然り)。

タラレバを言えば、もし米国が早期に様々なポジティブ施策を打ってくれば稲妻が輝くかも。
いつ起こるかは誰もわからない。

長い前振りでしたが、これが株式投資を再開した理由の1つです。

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