最近の相場の上げ下げが全く理解できないと思う人が大半だと思います。
昨日のバーナンキ議長の議会証言は市場の織込み度と今後の展開を計る上でとても役に立つと思います。
株価は氏の発言により少し上下しましたが、大きな反応は見られなかったことから全体としては織込み済みであると(私は)捉えました。
詳細はロイターニュース等で確認いただくとして、私がポイントだと思ったのは以下の点。
●2008年上期はリセッションの可能性もあるが、下期に施策が効果を発揮し、2009年は成長が持続可能
●ベアー・スターンズのような事態が繰り返されることはないとみているが先行きは不透明
ベアー救済の顛末まで安心して細かに話したようなので、議長としては本当にもう出てこないと思っているのだろう。
リセッションの可能性も織込み済の筈です。
単純にマイナス成長の数字が明らかになれば株価が下げると考えている人がいたら完全に乗り遅れますよ。
勿論、リスクとしてはマイナスの数字が大きい・期間長期化、第2・第3のベアーが登場なども考えられます。
(因みに私の投資は長期的な米国・日本株の動向は考慮していません)