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  • 私は何故3月底値を拾えたのか?【ご質問への回答(2)】 | 経済的自由の実践投資備忘録

    私は何故3月底値を拾えたのか?【ご質問への回答(2)】

    (8月22日の記事の続きです。)
    [前編はコチラ]

    <3月17日>
    月曜日午前中からナイアガラが発生する。
     
    その前の週からの流れを引き継ぐことは予想されたが、ボラの小さい東京時間でドル95円までの下げが発生することを予想できた人は皆無だったろう。
     
    多くが「終わりの始まり」を予感する中、ロンドン・NY時間には下げ止まりを見せる。
     
    まさか、月曜午前の東京時間が「終わりの終わり」だったのだろうか?
     
    日が経つにつれ、この思いが強くなっていった。
     


    <3月20日>
    投資金額も通貨ペアも枚数もとっくに決めてあり、チャンスだけを虎視眈々と狙っていた。
     
    現在の価格レベルで取りたいが、3月17日が底という判断を自分の中で高めたい。ギャンブルはしたくない。
     
    20日の夜遅くチャートを確認して今日も見送って寝ようかと思っていた頃、また大きく下げ始めた。
     
    しかも、自分の狙っていた通貨ペア全てが安い方向に動いている。
     
    チャートが「ほら買えよ!」と訴えて来る!?チャンス到来か?
     
    何故下げているかを確認するがピンと来ない。
    リアルタイムニュースでは「資金繰りに苦慮したヘッジファンドがなりふり構わず投げている」と伝えていた。そして、それは一時的なのか今後続くのかはわからないとも。
     
    今日取ることは決めた!
    しかし、予定の半分に留めるか?全部行くか?
     
    ヘッジファンドがボケたことをしている時に底を作るものだし(リーズナブルではないReasonable Price!?)、ここから下げることよりも上げることを心配すべきだ。
     
    でも、今日は徹夜してNY時間終了まで様子を見よう。ダウが下げたらまだ危険だろう。
     
    NYダウ株価も睨みながら、エクセルに最新の為替レートを投入し、最終の枚数調整と退場レートをチャートで何度も確認する。
     
    NYダウは今日は上昇で終了しそうだ。
     
    深呼吸を何度も繰り返し気持ちを落ち着かせる。(平然とやっている訳ではありません)
     
    退場までは下げない。ここで取るしかない!
    一気に9千万円分のお買い上げじゃあ!!
     
     
    と、日記風に書いてしまいましたが、ポイントは以下です。
     
    ●底は当てられないが、取る前に退場レートをしっかり確認すれば恐怖は消える。
    ●底は当てられないが、過去のチャートと現在値を比較して下がることより上がることの方が恐怖と感じての一気買い。
    (+深呼吸?)

     
    こんなのはギャンブルと言えばギャンブルですが、勝算がなければやりません。
    でも失敗した時に何が起こるかを考えると取っているリスクは大きくないと恐怖は消えました。
    (あまり参考にしない方が良いかも!?)
     
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    コメント

    1. 茶々丸 より:

      こんばんは、茶々丸です。
       
      一気買いの裏側パート2、ありがとうございました。総額9千万円だったんですね、いやぁ~すごい!
       
      仕事でよく部下に言っていることですが、「どんな計画を立ててもやってみなければわからないことはある。しかし、仮説の精度を上げる努力をすれば計画とのブレは小さくなる。それが仕事の価値を上げる。」
       
      底を当てることは出来ませんが、底を見つける精度をあげることはできますよね。太助さんが一気買いできたのは、そういうことなんだと思われますが、どうでしょう?
       
      ところで今更な質問なのですが、退場レートというのは何をさすのでしょうか?ご教授ください。
       
      それでは、

    2. 虎穴 より:

       こんばんは! 
      楽しみにしておりました後編。大変勉強になりました<(_ _)> とはいえ「自分にできるだろうか…」と思わず唸ってしまいました虎穴です。
       
       いやぁ、多分できません(笑)。恐らくは、しっかり反転まで両建てするでしょう(>_<) 我ながら小心です。  
       株の時からそうなのですが、底値拾いという大物釣りに挑んでいる場面でも、何回か餌だけとられると「い、いかん」と動揺してしまうんですよね…。
       
       そのせいで、再エントリーは反転を確認して、トレンドに乗ってからになるのですが、ゆえに下げへの余裕はなく、つまり押し目に弱い(^^ゞ 
       
       あぁ! そうこう書いているうちに、AUDがだらだら下げちょる(>_<) いよいよ支持線が見当たらなくなってきました。仕込んだAUDJPYが92円台突入でS/L(;_;)/~~~サヨナラ~           

    3. 太助 より:

       再びで、すみません。
       前のコメントで、両建て云々と書きましたが、くりっく365を2業者使うと、スワップポイントが売買同額なので、普通の両建てより損失が少ないことに今さらながら気がつきました。
        両建てはデリケートですので、安易にはオススメできませんが、これだと費用は両建てする時と外す時の手数料とスプレッドだけですね。ただ、結局「外しどころの見極め」が難しいですが、売を外すタイミングを上手にずらすと使うと、リスクが抑えられるかなと。
        本当、今さらながらの釈迦に説法で
      失礼しました
      茶々丸さん
       管理職ですか?
      私もサラリーマン時代にチョロっとやりましたが、部下への言葉に懐かしさを感じました。
       この記事を読んで、「偶然だ」「クレイジー」「ギャンブルだ」「なるほど、でも自分はやらない」「悪影響だ」など色々な感想があると思いますし、それが個性だと思います。
       教科書(王道)には書かれないことに対し、自分がどのような反応をするかを知ることで自分を知り自分の方法を固めていけるのだと思います。
       そうですね、宝くじに当たるのは単なる運ですが、相場の底を当てるのは運だけではなく、確率を高めることは出来ると思います。
       精度を上げることはできたのかも知れませんが、1カ月半スワップなしだったのでいい加減稼がねばとの気持ちが後押ししたのも事実だと思います。(笑)
       退場レートは私の造語ですね、強制決済を喰らう為替レート水準の意味です。
       虎穴さん、
       小心ではないと思いますし、それが正しい方法だと思います。
      同じ状況でも、その日の体調やメンタルで判断って変わってしまいますよね。
      その時は「いける」と何故か思ってしまったんですよね。(その時既に上手くいった後の次の作戦は頭の片隅にありました。[笑])
       AUD微妙ですね。(終値93.5円)決戦は火曜日?
       くりっくを2業者使う方法は有効ですね。
      私は建値の価格帯で業者を使いわけてストップを置く方法を考えました。(例:AUD89円台と93~95円のポジションで業者を分けておく)
      でも、証拠金と含み益を有効活用できないし、後2カ月で改善されると思い、我慢しました。
      逆指値を使っていれば、全て93円台のポジで拾い直しできたのですが・・・。
      1業者で両建て可になれば、スワップの持ち出しがないので、くりっくの利点になりますね。

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