円安・株高・資源高の勢いは衰えませんね。
昨日発表の3月米ISM製造業景況感指数は59.6で、リーマンショック前どころか2004年以来の高水準となりました。
NYダウは2008年9月26日以来の高値を付けました。
株だけではなく、WTI原油も一時1バレル85ドル台を付け、約1年半ぶりの高値まで上昇したし、金価格も上昇基調です。
ドル円も昨日一瞬94円台まで円安に振れたし、何もかも好調ですね・・。
やっぱりエープリルフールかな?(笑)
来週から「あれは嘘だよ!ジョークは終わりだよ」と方向転換するかも!?
好調は良いのですが、少し意識しなければならないのは原油高が株式市場に嫌気される水準まで上昇していることではないでしょうか?
メディアでは原油に連れ高で株高と解説されますが、今以上に1バレル90ドルから100ドルへと上昇が続けば、景気回復の腰を折る材料として反対の反応を示すのでは?
このようなことは米雇用統計にも言えます。
雇用者増・失業率改善は景気にとって良いに決まっているのですが、金利上昇が意識される程に改善すると、雇用統計好転なのに株価下落で反応することもある訳です。
その米雇用統計ですが、本日株式市場がグッドフライデーの休場の中で発表されます!
為替市場は指標発表後に即脊髄反応しますが、「おい、ダウは逆の反応しとるやん!」と株式市場の反応を窺いながら方向反転するケースも少なくありません。
欧米株式市場が休場の中で、最重要指標に対して為替市場はどんな反応を示すのでしょうか?
(ダウ先物は動くのかな?それならあまり影響ないのかな?)
昨夜のダウは雇用統計前かつ連休前にも関わらず上昇して引けたので、かなり楽観しているようですね。
私は過去2年(リーマンショックの年でさえ)4月以降は順調に上昇したから今年も・・との思いと、昨年は雇用統計のタイミングで買い上がった投機筋が利確売り&ショートで反転となることも多かったし過熱感もそろそろ・・との相反する思いが交錯しています。
(原油がここから簡単には上値を伸ばせないとの勝手な個人的相場観が強いんですよね。)
来週月曜日もイースター(復活祭)で休場となる市場が多いようですが、瀕死だった世界経済も力強く復活することを期待します。
(でも、その姿は大きく変えるのでしょうね・・。)
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円安・株高・資源高はエープリルフールか?株式市場休場の中で迎える米雇用統計は復活祭へと繋がるのか!
