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  • 安定と配当の東京電力が株価20分の1で無配のほぼ紙くずに化けたのは因果応報!? | 経済的自由の実践投資備忘録

    安定と配当の東京電力が株価20分の1で無配のほぼ紙くずに化けたのは因果応報!?

    暑い日が続きますね。
     
    今年も暑い夏を迎えましたが、首相官邸前では何万人規模の原発再稼動反対デモが行われ、東電の電気料金は9月から約8.5%の値上げが決定され、公的資金注入により東電の実質国有化も決まり、日本中の地域独占電力会社が4-6月期の赤字決算を発表し、電気と原発と電力会社を巡る諸問題は猛暑に合わせてヒートアップしています!?
     
    猛暑の中で、ない知恵絞って、原発と電力問題から逃げずに考えろってことですよ、きっと。
    最悪なのは大事故とその対処についての反省も改善策もなく、議論もせずにナーナーで前に進んでいくことであって、この国はそれが得意だから・・。
     
    震災前に2000円を超えていた東京電力の株価はその後も順調な右肩下がりで現在は120円台です。
    わずが2年で株価は20分の1に大暴落しました。
    かつ、昨年から無配となり、当然のことながら配当が復活するのがいつになるかは全く目処が立ちません。
    「安定」「配当」「安全」の代名詞である電力株が何故無配のほぼ紙くず株になってしまったのでしょうか?
     


    それは東京電力なら「安定」「安全」という固定観念(つまり思考停止)が、自らに「危険」「無配」をもたらしたのだと思います!?
    自己責任原則ではそう考えるしかないし、そう考えるべきなのです。
     
    千年に1度の不運で原発が壊れたのだから想定外と自分の外側に責任を転嫁した時点で、バカで無責任な学者と同レベルであり、投資家のメンタリティーが欠落していると言わざるを得ない!(自分でも書いていてきつ過ぎると思うけど)
     
    敢えて逆説的に言いますが、原発が壊れるほどに皆が「東京電力」という大樹に寄って横並びの思考停止で圧し掛かったんですよ。
    つまり、そこには大集団による想定外の恐ろしい程の思考停止(つまり固定観念)が存在したということで、天罰が落ちて然るべきだったと言えるのかも知れません!?
     
    株を高金利の定期預金代わりと勘違いしている人には、そうではないということ(=元本が1/20になりうること)を嫌というほど体験するのかも知れません!?
     
    投資家にあるまじき日本的メンタリティーは徹底して遠ざける努力をしないと、ぬるま湯の中の甘えは自分に跳ね返って来るのであり、地方の田舎に原発(リスク)を建てて私は都会で安い電気代でウォシュレット(リウォード)を使いたいから(という理由だけで)原発賛成って欺瞞は許されないでしょう。
     
    猛暑(リスクと不都合)の中で電気の有り難みを感じながら、電力株(リスクとリウォードが一体)への投資も、電気と原発(リスクとリウォードが分離)の在り方も、頭を冷やして考えるべきなのかも知れませんね。
     
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