ブラジル金融課税へっちゃら?中国堅調GDP8.9%増&韓国輸出絶好調!日本は11年までデフレで利上げはない!?

3本立て!
 
【ブラジル金融課税の効果なし?株価も通貨も堅調!】
ブラジルの件フォローしておきます。
 
ボベスパ指数は課税を発表した日は急落しましたが、結局2日連続で上昇して切り返しました。
 
特に一昨日はNYダウが下落した中でもプラス圏で終えたので、金融課税ショックは1日だけで織込みが終了したと見て良さそうですね。
 
色々言われていますが、野村が21日に設定した北米REIT投信(通貨選択型)の毎月分配型ブラジルレアルコースが895億円を集めたので、これに吸い付こうとした投機筋の資金も流入してレアルを買い支えたとか!?
 
(しかし、わけのわからない商品によくもこれだけ資金が集まりますね!?
北米の不動産投資でレアルの分配金って意味不明x10。
ノムラとその顧客は恐るべし!?)
 


ある大手投信の関係者が「課税は、一度ゼロにしたものを若干高い率で復活させただけのことで、まったくといってよいほど問題ない。2%の税率よりも投資リターンの方が高い」(ロイターより)と語っていますが、こういう情報って無意味で無責任ですよね。
 
こんなのを専門家の意見だなんて思ってはいけません。
 
投信の関係者が「影響は甚大だ」なんて売れ行きに響くことを言う訳がなくて、こんな意見しか言わないのです。(身元を隠しているし・・)
 
ブラジルの政策金利8.75%で2%の税金と投信コストを引けば1年目の利回りは5%を切るレベルと推測され、これに為替リスクが加わるのに「投資リターンの方が高い」なんて簡単に言える訳がないのです。
 
ブラジル政府は追加措置も検討しているようですし、長期的な影響はまだ読めませんが、絶好の押し目を提供しただけの結果に終わるのかも知れません・・。
 
【中国3QGDP8.9%増&韓国輸出勢絶好調!】
東アジアの話。
 
中国の3QGDPは予想9.0%を下回ったものの、8.9%と堅調さを示しました。
 
100年に一度の危機なんてこの国にはあったのかと思ってしまいますが、中国にとってはリスクと言うよりも、世界の中で相対的地位向上をもたらしてくれたチャンスだったのかも知れません!?
 
またどうも韓国の輸出勢の強さが目に付きます。
サムスンだけではなく、現代自動車も3Q決算が過去最高益を記録し、前年同期比で3.7倍になったそうです。
 
強いのは北米でも新興国でも販売を増やしていることです。
これからの世界でビッグネームであり続けるのは「先進国でも新興国でも」売れるものを作る企業だと思います。
 
ウォン安が大きく貢献したことも確かであり、これから真価が問われると思います。
 
負けるな日本勢!影が薄いぞ!
東京モーターショーは盛り上がらなくても世界は盛り上がっている!
 
【日本はデフレが11年まで続き、利上げなんて出来ない!】
円高でデフレスパイラルを目指す、いや生活者重視で内需拡大(←念仏唱えるだけではなく具体策は?)を夢想する国の話!
 
日銀が30日に公表する展望レポートでは、物価上昇率が2011年まで3年連続でマイナスになるとの見通しのようです。
 
これなら、利上げは当面いや何年も実施できないでしょう!
 
つまり、諸外国との金利差はこれから数年拡大する一方であり、円高に振れることは考えにくい。
 
確かに対ドルでは読みにくいんですけど、私はドル同様に円にも楽観できないのです・・。
 
日本人は自分の身を自分で守ろう!
(少なくとも円買いではないと思う・・。)
 
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