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  • 金融庁の税制改正要望の損益通算拡大には店頭FXを含まず!?株式投資非課税枠は要望!&取引所FXではランドが8.4円に暴落!? | 経済的自由の実践投資備忘録

    金融庁の税制改正要望の損益通算拡大には店頭FXを含まず!?株式投資非課税枠は要望!&取引所FXではランドが8.4円に暴落!?

    くりっく365の業者からメールが来て、ランド円の金曜終値が8.435円を付けたと知り、腰を抜かしそうになりました!
     
    思わず、私がランド円をホールドしている店頭FX業者のレートを確認しましたが、11円台で暴落した様子はありません。
    確かに金曜はクロス円全体が急落しましたが、夜中にランドが8円台まで落ちて一気に二番底を付けたなんてありえないでしょう!
     
    くりっく365の公式HPでレートを確認すると、
    買気配 レートなし、売気配11.535、直近約定値8.435、安値8.415
    と表示されています。
    (見たい方は以下のリンクから「マーケット情報」の対円[2]を土日中にクリック。)
    http://www.click365.jp/
     
    売気配は11円台なのでスプレッドが3円程度拡がったのかと推測しますが、ユーロで言えばスプレッド約30円ですよ!
     
    ありえないでしょ!
     
    東京金融取引所は今のところ正常なレートであると回答しているようですが、流動性の低いマイナー通貨でこんなにスプレッドが拡がるような異常事態であったとは考えられません。
    リーマンショック後の流動性危機で色々な業者で値段が飛んでいるような状況なら、まだわかりますが・・。
     
    これが正常なら、くりっくでは怖くて誰もランドを買わなくなるでしょう。
    HPに謳っている通り「公的な取引所だから安心」の言葉に嘘はないのか、事の顛末は注視したいと思います。
    (個人的に被害はありませんが、これ大問題ですよ!)
     
    さて、金融庁が平成22年度税制改正要望を出しています。
     


    http://www.fsa.go.jp/news/21/sonota/20091031-4.html
     
    「個人投資家の積極的な市場参加を促す環境整備」として「金融商品間の損益通算の範囲拡大」を求めています。
     
    では、金融商品間とはどの範囲かというと、括弧書きで(上場株式、公募投資信託、預金、債券、先物取引など)と例示しています。
     
    おっ、とうとう店頭FXもまともな金融商品として損益通算範囲に入れたのかと一瞬期待しましたが、
    別の表では、先物取引に括弧書きで(取引所取引)と敢えて注意書きしてありました・・orz。
     
    どうやら店頭FXはいつまでも特別扱いで、金融庁の考え方は頑固なようですね・・。
     
    取引所取引のランド円は安心でしょうか?金融庁さん!
    そう言えば、東金取の新しい社長さんも官僚出身のようですが、やっぱりひいきはやめられませんか、金融庁さん!
    店頭FXには積極的に参加するんじゃねえよってか、金融庁さ~ん!
     
    はい次、こっちのが大事!
     
    要望には「小額の上場株式の投資のための非課税制度の法制上の措置の実現」が盛り込まれています!
    (しかし、お役所言葉はわかりにくいですね、「の」を使い過ぎで中学生の作文なら減点されるよ!)
     
    これは以前私がブログで取り上げた最大500万円の投資額まで最長10年間非課税の「投資マル優制度」ですね。
     
    詳しくは過去記事(↓)を読んで頂ければと思いますが、これは使い道ありますよ!


     
    導入時期は上場株式の20%税率(本則)適用開始時なので予定通りなら2012年からでまだ先ですし、あくまで要望の段階です。
     
    ここは金融担当大臣の、カメというよりスッポンのごり押しに期待してみますかね!?
     
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    コメント

    1. オージー より:

      これってどう見てもバッドティック(市場外レート)ではないでしょうか。
      くりっくは過去にもNZDJPYでバッドティックを出してシカとしたのは記憶に新しいところです。日本の普通の業者(ストップ狩りをするようなところは論外ですが)でもこのような場合はリバースして約定自体を無効にするところが多いようですよ。
      海外のそこそこ名の知れた業者がバッドティックを放置しようものなら即座に「SCAM」と認定され総スカンは必至です。
      日本のFXの店頭業者のスペックが近年海外の有力どころをしのぐまでになってきたのにバカ金融庁のやることは「レバ規制による業者つぶし」です。
      FXをやっている人間のほとんどが短期取引(金額においても)ですからいくら税制でアメを与えても手数料でぼったくられてしまい相当大きな利益でなければメリットはありません。損失繰越にしても店頭業者でわずかなコストをかければ簡単に出来ます(確定申告の必要がないだけこちらのほうが楽、但し他の金融商品との相殺はできませんが・・)。
       
      「取引所取引なので安全」などと謳って天に唾を吐くようなことをしておきながら自分たちの立場が危うくなると九割近くの人間が反対をしている規制をして競争相手を潰すようなヤカラに対しプレーヤーが有利になるような法整備を望むのは所詮無理な話ではないでしょうか。
      いまのところくりっくや大証のFXは、長期塩ずけでスワップとキャピタルゲインを狙う(ゼロサムで長期のキャピタルゲインは難しいですが)意外は利用価値は全くないような気がします(今後も全く期待しておりません・・爆)。

    2. 太助 より:

      現状を把握していませんが、東金取は正常なレートと言い張っているようです・・。
       菅さんが官僚は大バカと発言したようですが、成績が良かっただっただけと私と同じことを言ってくれました。(政治家は置いておきますが・・[笑])
       ランド円の価格が世界で唯一8円まで飛んでしまうのならレバ規制の25倍でも関係ありませんけどね・・。(笑えない・・。)
      バッドティックを認めないなら、取引所取引は危険なので特別にレバ規制2倍までにした方が良いのかも・・。
       税制は店頭FXを蚊帳の外に置き続けるのでしょうね。
      取引所取引は日本郵政の管理下に置かれたりして・・。(笑)

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