オバマショック(?)の金融規制案で大きめのリスク回避となりましたが、昨夜のNYダウはなんとか上昇に転じました。
これはオバマショックとは別に、バーナンキFBR議長の再任に対する懸念が後退したことが大きいようです。(後退しただけで懸念は残っているようですが・・。)
しかし、中国株が引き続き軟調です。
中国の株価は米国に左右されずに自律的に動くと言えばそうかも知れません。
(日経なんて、前場はダウに反応してプラス圏、後場は中国に反応してマイナス圏と振り回される他力本願の風見鶏!わかりやすい・・orz.)
本日も今のところ、上海も香港H株指数も2%以上の下落となっています。
どうも、預金準備率の引上げを指示された一部の銀行が26日から引き上げるとの報道を受けての下落のようです。
中国は報道でイロイロと目立ちますが、株価はここ数週間ではなく、ここ数カ月軟調です。
上海は昨年8月で天井を打って、香港H株は昨年11月で天井を打って、以降は横這いなので、決して今年に入ってからの金融引き締め策だけで軟調になっている訳ではありませんが・・。
これでは、旧正月(2月中旬頃)前はあまり期待できないかな・・?
米中が世界のマーケットを振り回していますが、伏兵となるのはインドかも知れません・・。
1月29日にインド準備銀行の金融政策決定会合が予定されていますが、利上げが実施されるという見方も強いようです。
中国も引き締めを行っているし、インドが利上げしても不思議はないのですが、新興国の2大国が引き締めに転じれば、新興国全体のトレンドとして意識され、新興国売りのリスク回避的な動きが継続されるかも知れません。
既にオバマショックや中国引き締めでインドも連れ安になっているし、実際市場がどう反応するかはわかりませんが、下げても正常な調整だと思います。
でも、オバマ・バーナンキ・中国引き締め等のショックと重なってくると、更なる大きなショックが走るかも知れませんね・・?
それならそれで、買い場でしょう!?
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
オバマショックは織り込んだか?米国上げたが、中国下げてリスク回避はまだ続く?意外な伏兵はインドの利上げか?
