米公定歩合引き上げショック!?南欧財政問題・中国引き締め・IMF金売却・忘れた頃のドバイとリスク回避のネタは尽きず・・?

私は2月中旬(=中国の旧正月)辺りから市場がリスク選好モードになるのではないかと予想していましたが、リスク回避ネタは尽きませんね・・。
 
まず、休みの直前に発表された中国の預金準備率再引き上げに関しては、上海より先に再開した香港市場は大きな反応がなかったのである程度織り込んでいたでしょう。
(上海は香港とは±全く逆の反応をすることもあるので、来週一応注意ですけど・・。)
 
ユーロではギリシャ救済策にもたついていましたが、今度はイタリアでも債務隠しが行われていたとの報道が出てきました。(トホホ・・。)
 
テレビで都内のギリシャ料理店のオーナー(シェフ?)にこの件で質問していたのですが、
「ギリシャ人は今財政問題よりもワールドカップの方に関心がある」
だってさ!?
(財政問題なんて平気だよ、何を騒いでいるのってノリ!)
 
ギリシャが何故今の状況を招いているのかよくわかるコメントでしたよ。
(えっ、日本人に言われたくないって、そりゃご尤も!)
 


そう言えば、PIGSは、ギリシャはともかく、イタリアもスペインも世界有数のサッカー強豪国ですね。
 
国民のノリと財政赤字は無関係ではないような・・?
(じゃあ、日本はどうなるんだって?
そっちのノリはええじゃないか音頭ですよ!ヨイヨイヨーイ!?)
 
また、ギリシャ問題もあってか、ドバイワールドの債務不履行問題からUAE政府自体の信用問題へと、忘れた頃のドバイ不安が再燃する恐れもあるようです。
 
また、忘れた頃とは言わないが、思わぬタイミングでかましてくれたのが米FRBの公定歩合引き上げショック!
(だから、日本の安っぽい「カリスマ」乱発並みに何でも気軽に「ショック」を付けるなって!)
 
市場へのインパクトという観点で、何故このタイミングで発表するのだろうか?
 
全体的にリスク回避傾向でドル高となっている中、輸出を増やしたい米国にとっても更なるドル高は望んでいないでしょう・・。
 
ユーロドルも本日1.35を割って、ユーロ安止まらずですね。
 
来週以降に引っ張って中国の引き締めとタイミングが重なるよりはマシとの判断だったのだろうか?
 
週末発表だと窓明けショックになるかも知れないので、木曜の引け後に発表して金曜日に織り込ませて、市場参加者は週末頭を冷やして、来週は中国ネタに備えなさいとのバーナンキさんの配慮だろうか?
 
来週以降も春節明けの上海市場の動向、ユーロ(南欧)の財政問題、IMFの金大量売却計画、米公定歩合引き上げの余韻、などなどネタは尽きそうにありませんね・・。
 
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